大阪万博の英国パビリオンで販売されているアフタヌーンティーのメニューついて、詳細の情報をまとめました。
美しい庭園の景色を眺めながら本格的なアフタヌーンティーを楽しめることもあり当初は人気のメニューでしたが、実際の料理が内容と全然違うこともあることでSNSでも話題になっています。
「5,000円のアフタヌーンティーに紙コップはありえない」「伝統的なアフタヌーンティーを謳うなら絶対ティーカップで出すべき」という意見が多かったです。
今回の件を受け、4月29日に大阪万博イギリス政府代表からのコメントも発表されましたので、詳しく紹介します。
2025年5月1日現在は、イギリス政府側の指示により、紅茶は紙コップではなく陶磁器のティーカップで提供されています。
【イギリス政府釈明】紙コップから陶磁器に変更!英国パビリオンのアフタヌーンティーが劇的変化!
4か国伝統のアフタヌーンティー メニュー・値段表
セット価格(1人当たり) 5000円
焼きたてのスコーン2個、コーンウォール産黒テッドクリームとストロベリーウェルシュレディジャム添え
コロネーションチキンのポメグラネイトモラセス和え、削りココナッツ牛サーロインのロースト&イングリッシュマスタード
キュウリ&クリームチーズ
スコットランド・ヘブリディーズ諸島産のスモークサーモン、レモン、ディルビクトリア・スポンジ・ケーキ
グリーンティーチョコレートのブラウニー
伝統的なウェールズのバラ・ブリス・フルーツケーキ
イングリッシュティーまたはコーヒー
メニュー表の内容だけを見ると、セット価格5,000円は妥当な値段だと思います。
大阪万博なので通常よりも価格帯が高くなることは仕方のないことだと思います。
実際のアフタヌーンティーについて

SNSで話題となっているアフタヌーンティーセットの内容です。

こちらは最初の頃に提供をされていたアフタヌーンティーセットの内容です。
アフタヌーンティーが問題となっている5つの内容について
何が問題となっているかについて、口コミの内容で解説します。
①紅茶が紙コップとティーバッグ
「伝統的なアフタヌーンティー体験」を謳っておいて紙コップで紅茶出してくるのは、伝統的な茶道体験を謳ってお抹茶を紙コップで出すのを想像したら「無し」じゃないかな。
5,000円で紙コップはさすがにインバウンド価格すぎる。
②ジャム瓶も紙コップに
クリームとジャムは当初はパッケージ入りでしたが、今は紙コップでの提供になってる。
③スコーン個数がメニュー表と違う
メニュー表には「焼きたてのスコーン2個」と記載があるけど、実際はスコーンが1個になってる。
④ティースタンドが英国デザインではなくイケアで調達した北欧デザイン

ティースタンドがイケアで売っているのと同じデザイン。
北欧デザインじゃなくて英国のデザインのもので提供は出来なかったのかな。
⑤ケーキがスジャータの業務冷凍カットケーキ

ケーキが安いバイキングの冷凍ケーキにしか見えないです。
大阪万博イギリス政府代表からのコメントを発表
今回の件を受け、大阪万博イギリス政府代表を務めるキャロリン・デービッドソンさんが、2025年4月29日に「英国のパビリオンの食事について」という動画を投稿されました。
「多くの訪問者が英国パビリオンで英国料理を楽しみにしています。いただいたすべてのコメントを大切にします。そして、未来を築くために引き続き努力していきます。」という内容を投稿。
英国パビリオンのテーマメッセージである「COME BUILD THE FUTURE ともに未来をつくろう」という言葉で締めくくられています。

4月30日では、紙コップではなくティーカップでの提供に変わっているという投稿がありました。
スコーンの数も1個から2個に変更されています。
まとめ
今回の件はSNSでも大変話題になっていますが、ほとんどが否定的な意見となっています。
本格的なアフタヌーンティーを楽しめるという期待があって購入をしているので、その期待に応えられるようなメニューで提供してほしいというコメントが多かったです。